- 杉並区松ノ木2丁目
- SUTTON PLACE S・松ノ木
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立地条件を考慮した、店舗付賃貸マンション。
住宅の密集する松ノ木、「立正通り」沿いの「人通りの多い道路が交差する角地」という立地条件。このような立地に賃貸住宅を建てる場合、防犯やプライバシーの確保という観点から、1階部分の入居率が低くなりがちであり、賃料設定を低めに抑える等の対処が必要となり、結果的に期待した収益が得られないというが予想されます。立地条件を活かし、1階部分を店舗スペースとすることで、比較的安定した収益の見込める賃貸共同住宅となりました。
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1階部分の店舗用看板の色合いに、全体の印象が左右されないよう、外観はモダングレー系のタイルを使用し、重厚感と高級感を確保しました。マンションへのエントランス部分には、明るい色のタイルと、アクセントで御影石を使用し、さわやかな印象を与えるとともに、オートロックを設置し、防犯性への配慮もいたしました。
オートロックを開け、目の前の階段を上がれば、床に大理石が敷き詰められた、高級感のある内部廊下が、居住空間へと続いています。グレー・アイボリー・ベージュ・ブラウンという色彩の中、グリーンの玄関ドアがより印象的に映ってきます。
重厚感のある外観と、コントラスを楽しむような、明るい色を基調にした室内は、建具、壁紙をホワイトで統一。折り上げ天井には、間接照明が仕込まれ、やわらかい光が室内をやさしく包み込みます。また、斜線制限により外壁の一部が欠けてしまう3階部分は、1戸の広い1DK住戸とすることで、壁一面の収納スペースや、続き間としても使えるよう配慮した三連引込み戸の採用など、デザイナーズならではの室内空間を実現しています。
本店営業部 |
1階テナント部分に大手コンビニエンスストア等を誘致して利便性を高めることは、安定した入居者の確保にもつながります。また、街路灯や防犯灯の少ない住宅街では、明るい店舗が防犯の役割を果たすことにもなります。 |