立地条件を考慮し、入居率の向上を意識

敷地形状を生かした様々な工夫

今回の敷地は、間口に対して奥行きの長い長方形でしたので、「長屋」形式のアパートを計画しました。敷地と道路との間に高低差がありましたが、そのまま生かし、道を歩く人との視線の交差を避けるレベル設定をしました。玄関までは、ゆったりとした階段とスロープも併設して、自転車も上がる事ができるように計画しました。

平面プランは建物全体を中央の界壁を軸に左右対称なプランとすることにより、壁をバランスよく配置する事ができ、耐震的に有利な建物となりました。隣り合う住戸は階段や収納を挟むことでプライバシーを確保し、各住戸の独立性を確保しました。

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ネームプレート


本店営業部
駅から遠い立地のため、1人入居でも2人入居でも対応できる間取り仕様にすることによって、入居率の向上を当初より心がけました。また、融資において高く評価される事を意識し、2世帯ではなく、4世帯にしました。近隣には、桜の名所として知られる「善福寺川緑地」があり、春には善福寺川沿いに約400本の桜が見事な花をつけます。またジョギングや散歩にも最適な公園なので休日には自然の中で癒されてみてはいかがでしょうか。