- 杉並区松ノ木3丁目
- Etore Green Forest
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角地にある好条件の敷地をいかした設計
ゆとりと暖かみのあるつくり
この建物は杉並区の閑静な住宅街にある敷地で、東側・南側が道路に面した角地にあたる好条件の立地でした。L形に建物を配置する事で建蔽率・容積率共に余す事なく利用し、道路沿いに部屋を設ける事で各住戸の日当たりが十分満足できるものになりました。また、共用スペースを道路側から隠す形にする事で、建物の景観に配慮すると共に使いやすい独立した駐輪場を作ることができました。外壁はアイボリーを基調とした木調サイディングをベースに使用し、濃茶の木調サイディングでアクセントを付け、木のナチュラルな質感を重視しました。外観と大きなシンボルツリーによって全体的に柔らかい印象を創り出しています。夜にはエントランスのアプローチに配置された照明が明るく温かい雰囲気で入居者を迎えてくれることでしょう。
室内は、白を基調として、1階は明るい茶系統の建具等でナチュラルに、2階は濃茶の建具等に所々白の設備をプラスしてモノトーン風にレイアウトしました。部屋の一部にアクセントクロスを使用しデザイン性の高い内装となっています。
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企画設計部 | |
今回の敷地は、建蔽率の制限により建物廻りに若干の余裕ができました。その為、デザイン性はもちろん、建物の寿命を長くする工夫としてベランダと植栽の間に通路を設けて管理しやすい形にしたり、手入れのしやすい植栽をご提案するなど、建てた後の様々な事も考慮しながら外構を検討しました。 |